第29回日本歯科薬物療法学会総会・学術大会

第29回日本歯科薬物療法学会　総会・学術大会
大会長　大東　道治

私ども大阪歯科大学小児歯科学講座が、平成21年度の第29回歯科薬物療法学会総会・学術大会の開催を担当させていただくこととなりました。

ご存じのように、日本歯科薬物療法学会は、基礎系歯科医学と臨床系歯科医学を包含する学会であり、病院薬剤部の方々の積極的な活動も特色となっております。
まさに学際領域の学会として世界の研究をリードする体制が整えられております。

近年の歯科薬物療法の分野では再生医学・再生医療、ナノテクノロジーによる研究開発成果を適応した新たな知見・技術が多く発表されてきており、当学会への社会的な注目度もますます高まってきております。

連携開催されますICD講習会は「効率的な院内感染対策への取り組み　－すべきこと、しないことの整理－」として効果的な対策の再検討を行います。
同じく連携開催となります第12回治験担当者制度講習会では、「歯科・口腔外科領域感染症を対象とした臨床試験の実際」として治験の最先端情報を提供いたします。

特別講演では川口　充　先生(東京歯科大学）・島原　政司　先生（大阪医科大学）に歯科薬物療法に関する総括的なご講演いただきます。

何卒ご期待ください。

文末ではございますが、公私に何かとご多忙とは存じますが、本学会ならびに歯科薬物療法分野の研究向上・発展のため、万障お繰り合わせのうえ、ご参集くださいますようお願い申し上げます。